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2012-11-30

武漢旅行二日目~その一~

2012年11月24日。
武漢は、「漢口」「漢陽」、それから“長江”を挟んで向こう「武昌」の三鎮からなる都市です。ホテルのある「漢口」は、「漢陽」と“漢江”によって分かれ、“漢江”は“長江”に合流しています。
今日はいよいよ、長江を渡って武昌側に行ってみることに。

昨晩、予習しましたから間違うことなく江漢路を長江に向かい歩きます。
この歩道橋もなんだか趣きがあります。

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こうして行き止まりを少し右に歩くと、船乗り場。
ここだけでなく、多数ありますが、ここが深夜まで頻繁に船が出ていて便利。

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何かの高級なバックの柄に似ていませんか!?でもよく見ると、ちゃんと違う柄です、。
夜はキレイに発光していました。

フェリー料金は、人は1.5元。バイクや自転車もそのまま乗れます。
こうして渡ると…

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武昌から見た長江です。

中国で二大河川といえば「黄河」に並んで「長江」。「河」といえば黄河。「江」といえば長江。
その長江にまみえることができて感動です!
アジアで一番の長さ、その全長6300㎞というから、すごい。

ちなみに、教科書などには別名「揚子江」と書かれていたりしてその名も有名ですが、実はこれは、下流の上海付近での呼び名。武漢市内に揚子江飯店というのも見かけましたが、これは世界的にこちらの呼び名が有名なのに乗っかっているのだと思います。

中国の河川は大きくてゆったりとしています。
これらの大河は、常に歴史、文化・経済と共にありました。まるで意思を持っているかのような、雄大さ。

そして乗り場を降りてすぐ、こういった観光ストリートが延びています。

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途中“戸部巷”という小吃ストリートもあり。
それらを横目で見ながらてくてく歩いて行くと、地元民の生活区域に入りました。

探しているものがあったのです。「火車售票処」です。
火車とは列車のこと。つまり、本来は駅でしか購入できない列車の切符を購入できる、街中の販売代理店です。

実は今回の旅行は三日の予定でしたが、帰国便の関係で一日加わったので、この一日をどう過ごそうかと考えていました。
①現地旅行会社のツアーを利用して、諸葛孔明が劉備に三顧の礼を受けるまで隠遁していた、襄樊の「古隆中」に行く。
②同じく三国志の舞台のひとつ、「赤壁」に行く。

①は列車がなく、車で行く内容で見積もって貰ったところ、日本円で4万円近い価格を提示され、却下。
ということで、旅行会社は使えない、自分で「赤壁」に行こう!!となったのでした。

赤壁は武漢から100㎞以上離れたところにある小さな市。そこからバスで1時間ほど行ったところに“赤壁古戦場”があります。映画「レッドクリフ」でさらに有名になりました。

まずは列車の切符を手に入れなければなりませんが、中国の列車は日本の電車とは根本的に違い、そのひとつとして、「切符はそう簡単には購入できない」というのがあります。
今回は初の列車利用なので、その特徴や手順を紹介していきたいと思います。


◎中国の列車は基本的に大陸の様々な都市を繋ぐ超長距離◎
10時間とか、中には3日以上走るものも。
都市間を繋ぐため、駅同士もかなり距離があります。日本で言う「電車」の感覚はこれではなく、中国では大きな都市にある「地鉄」つまり地下鉄がそれにあたります。

◎計画的に、が原則。簡単には乗り降りできない◎
当日切符を買ってさぁどこ行こうか、は不可能です。当日の切符は手に入らない確立が高く、特に途中駅からの乗車は、始発駅より難しいのだとか。
また、途中下車は厳禁です。降りたらそこで終了です。買った切符の行き先にしか行けません。
それから、乗車する当日には1時間くらい前には駅についていることが望ましいのは、セキュリティチェック、待合室での待機、検札が済んでからホームへ、という流れがあるからです。駆け込み乗車は不可。また乗車する本人しか駅構内に入れません。

◎切符の購入は一苦労◎
切符はそれによりますが、10日から4日くらい前から発売が開始されます。駅の売り場では2時間くらい待つのは普通なのだとか。で、待ったあげく、係員の気分で切符があっても「没有」(ない)の一言だったり、割り込みで先に行けないとか。
一昔前までは、切符は乗車する駅でしか購入できませんでした。ですから、北京で上海からの切符は購入できないし、往復での切符購入もできなかったのです。今ではそれができるのが助かりますが、他駅の切符は手数料がかかります。

◎全席指定席、長距離の為、寝台が普通◎
すべて指定席です。席の種類は「硬席」一番安い席、「軟席」少し座りやすい座席、「硬臥」安い寝台車、「軟臥」多少ゆとりある寝台車。価格もこの順です。
ちなみに、車両の種類は動車組と呼ばれる新幹線級(和諧号はこれにあたる)や、特快、快速など。これらにはそれぞれ決まったアルファベットが列車番号の頭につきます。(例:和諧号はD)
アルファベットが付かないのは一番下のランクになります。

◎車内は汚い◎
長距離を中国人が移動する為、ご想像の通り。ゴミは散乱し、車内でも平気で痰を吐きます。
今回の旅行で私は目撃していませんが、噂は本当みたいです。トイレは恐くて覗けなかった!


ということで、気合を入れて切符購入へ。
駅での購入を避けたくて、「火車售票処」を探すのですが、ない。いつもは用事がなくてもそこらに頻繁に見かけるのに、皆無。

そうこうして歩いて行くと、こんなお店が続き始めました。

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野菜などの種のお店です。同じようなお店が続きます。
前から思っていたのですが、中国って同じお店がだーって並びます。お店に限らず路上販売や、例えば靴磨き、合鍵作り、髭剃り、なんかが道に2m置きくらいに並んでいるのも今回の旅行で見ました。
バラけた方が売上になるのでは!?

そうこうして結局、駅まで来てしまいました。かなりの距離を歩きました。

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武昌駅です。
武漢には、他に漢陽駅、漢口駅という大きな駅があります。赤壁行きの列車はこの武昌駅から出ているので、ここで切符を買ってしまうことにします。
(ちなみに和諧号は漢口-北赤壁の路線があります。)

中国の駅は巨大。都市の駅は特に。
中央が乗車する人の入り口で、切符売り場である售票処は左側にありました。

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武漢駅は新しくしたばかりなので割りとキレイです。

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電光掲示板には各列車の空席状況が表示されています。

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予想に反してあまり並んでいない!ように見えて結構待ちましたが、横入りできないように柵もあり、順調に窓口へ。
予め買う列車を選び、時間なども把握しておく必要があります。念の為、第二候補も用意。

私が買うのは、

○11月25日 武昌→赤壁 10:22発 1803次 硬席17元○
○11月25日 赤壁→武昌 18:10発 T6788次 硬席19元○

ちなみに買うときも乗るときもパスポートが必要になります。(中国人は身分証明書)

切符が購入できなければ話にならなかったので心配でしたが、無事購入☆行きの時間は多少違いましたが。

赤壁切符

安心して次なる目的地へ。
今来た方角を逆に戻り、長江方面へ再びてくてく歩きます。

中国で時々こんなおじいさんに出会います。
かなりの達筆で美しい!

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筆(に見えるスポンジ)に水をしみ込ませ、地面に漢詩のようなものを書いていきます。
初め、不自然に濡れた地面を踏んでいることに気づき、それが乾き始めた字だということを知ったのです。よく見るとおじいさんが書いた跡と見られるものが辺りに点々。
書いては書いては魔法のように消えを繰り返し、まるで文字の持つ魔力のようでした。
私は、文字、言語、言葉とは、概念を記号化したものに過ぎないと思っています。だからこそそれには文化が凝縮し、人間としての証でもあると。
けれど、もしかして本当に魔力をもっているのではないだろうか、とふと思ってしまう時があるのです。それこそ文字の暗示にはまっているということなのでしょうか。

⇒ 武漢旅行二日目~その二~ へ続く

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プロフィール

まゆ

Author:まゆ
中国四川省宜賓市にて生活しています。
旅行記に絞ったブログ、一つひとつは旅のあしあとです。

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