2016-09-06

庫車旅行二日目~コルラ・中編~

10時半、ロビーに降りて行くとリュウ・レイが待っていた。
じきにチャン・イーも合流し、三人で車に乗り込む。
私たちが向かったのは、ウイグル族の老街がある辺りの小さな商業ビル。
中にはウイグル族たちが生活用品などを販売している。
昨年の9月にも通りかかっており、コルラの早い秋を思い出した。
「今日そんなに熱くないね」
新疆の真夏は灼熱だ。それを期待していたが、予想に反して灼熱地獄ではなかった。
乾燥している為、体感温度が高くないのもあるかもしれない。
「今日は32度、熱くないよ」
それでも、数日前までは毎日ずっと38度だった、チャン・イーはそう言った。

前回は老街を訪れていろんなウイグルの物を目にしたけど、「行くよ!」というリュウ・レイの言葉とチャン・イーの速足に、あまりじっくりは見なかった。
ウイグルの煌びやかでゴージャスな宝飾品。
覗いてみたいし、どれか買ってみたい!
次こそは!
そう決意したのだった。
その心の声が聞こえたのだろうか?
私は何も言っていないのに、二人は商業ビルの中に入り、「見な」と促す。

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一階にはそのゴージャスな宝飾品。
日本みたいに18金とか10金なんてありえない。
金含量:999.0、の文字。
惜しげもなく使われた純金には贅沢のかぎりをつくしたような艶やかな宝石が埋め込まれている。
値段はいくらだ?
「1g、300いくら」
お店の人に訊いてくれたらそんな返事。
ここには値札がなく、金の重量だけが記されている。
金の相場は日々変動するから、その日の価格で購入するというわけだ。
記憶があいまいだけど、この日は1g、330元とかそんな具合だったような気がする。
手元のきれいなネックレス。
金含量、5.463g。
リュウ・レイが電卓を打ってくれたが、とても買える金額ではない。
当然、これに加工賃なんかもつくはずだ。

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目を惹いた、エメラルドとルビー。
ダイヤモンドは目にしなかった。エメラルドやルビーの方が多用されている。
古代、オリエンタル文化領域では、色を持たないダイヤモンドよりもはっきりした色彩を持つこうした宝石の方が珍重されたのだそう。
たしかに、色濃い鮮やかな宝石はエキゾチックな雰囲気によく合う。

「こんなの、買える人いるの?」
驚きながらそう言ってみると、
「たくさんいるよ~!ほら」
二人はそう言って、すぐ向こうを指した。
見てみると、すぐ隣りのお店では数人のウイグル人が集まり、ガラスケースを覗き込んでいた。
私のように「見るだけ」ではなく、買う為の交渉をし、今にも購入しそうな雰囲気だ。
たしかに言われてみると、ウイグルの美しい女性たちは、こうした煌びやかな宝飾品を、誰しもがみな身に着けているのだった。

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次に上の階に登り、スカーフ屋さんへ。
実は出発前、私はチャン・イーに、「イスラム女性の“头巾”を買いたい」とリクエストしていたのだ。
イスラムの女性は肌や髪を露出してはいけない。
新疆ウイグルの女性たちは戒律が厳しくなく、体全体を暑苦しく厚い布で覆う必要はない。
鮮やかな衣装や様々な柄のスカーフで頭を覆い、ファッションを楽しんでいる。
イスラム寺院は女性が立ち入れないのが基本だが、礼拝の時間以外には入れてもらえる場合もあり、そういうときに髪を隠すスカーフが欲しいな、と思ったのだ。

様々な柄のスカーフ。
私はチャン・イーに、「どれがいいと思う?」 と訊いてみた。
人任せな話だが、実は、チャン・イーがいいと思うものを選ぼう、と内心決めていたのだ。
彼女は芯がしっかりした女性で、あいまいなことがない。
考え方にしてもおしゃれにしても、他人に流されない自分の価値観というものをしっかり持っていて、私はそういうところが好きだった。
私が旅行中に何よりも大事に思うのは“縁”。
人との出会い。
その人がいたから出合えた風景やもの。
そういうものは何よりの宝物だ。
だから、彼女が選んでくれたものを、今回の旅行の思い出に持ち帰りたかった。
彼女は案の定、迷うことなくすぐに一つ二つ、スカーフを選んだ。
私はそのひとつを、自分も素敵だと思い、すぐに購入した。
水彩絵の具でさーっといくつか淡い線を引き、そこに金をまぶしたような、まるでそんな紗布は、砂漠のオアシスとタイトルをつけたくなるような風合いを持っていた。

商業ビルを出ようとして、グリーティングカードのようなものが並べられていた。

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初めてウルムチを訪れた時にも、歩いていたらふとこれが目に入り、アラビア文字が新鮮で購入したのを思い出した。
あれは確か結婚式の招待状だったと思う。
ここには様々なカードがあり、結婚式、子供の出産、子供の誕生日、そんなのの招待状。
お祝い事にはきっと親族一同が集まり、お祝いするんだろうな。

ビルのすぐ向こうには見覚えのあるモスクが見えた。
「あれ、去年も見たね!」
向こうまで歩いていき、また写真を撮ろうとしたら。
「写真だめ!だめ!」
ウイグルのおじさんが慌てて駆け寄ってきた。
「外側だけじゃないか」
リュウ・レイがそう言うも、おじさんは必死になって
「だめだよ、女性は近づかないで、女性はだめだ」
中に入るわけじゃないのに。
「彼女、外国人で旅行でここにきたんだ」
リュウ・レイはそう説明してくれたが、おじさんは許してくれない。
私は現地のやり方に従うつもりだから、写真がだめならそれは構わない。
お邪魔しているのは私のほうなのだから。
おじさんは怒っているというよりも、「ごめんね、悪いね」何度もそう繰り返し、本当に困っているようだった。

イスラム寺院をあきらめて、隣の老街へ入っていった。
前回もやってきた場所だ。

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イスラムの伝統的帽子。
ここではウイグルのおじさん、おじいさんはみなこれをかぶっている。
この深い緑や黒いのは男性用。
赤やピンクにスパンコールがたくさん縫い込まれた派手な帽子は、子供や女性用。
しかし大人の女性はみな布を頭に巻いていてこの帽子をかぶったところを目にしたことがないから、もしかしたら子供だけなのかもしれない。
正直に言うと、この深緑の帽子を気に入っているのだけど、おじいさんが被るこの帽子を私が被ったら、あまりにも滑稽すぎる。

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一方、こちらは男性の衣装。
「ウイグル族の伝統的衣装だよ」 とリュウ・レイが教えてくれる。
たしかに、こちらでは男性はみんな、このようなコートとジャケットの中間のようなだぼっとした上着を着ている。
帽子といいこの衣装といい、あまりにも一律で、おまけにみんなあの長いひげ。
私にはウイグルのおじさんたちはみんなおんなじ風に見えてしまう。

何度見ても見飽きないウイグルの市場を抜けていくと、食べ物エリアに出た。
「マーヨーズ、これ食べたことある?」

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「ウイグルの油炸鱼だよ」
もう見たまんま、魚のフライ。揚げたてがお客を待っている。
ここは超内陸の乾燥地帯だ。魚を食べるなんて意外だった。
もちろん川魚であることは言うまでもない。
「コンチェ河の魚?」
コンチェ河は今朝散歩したのどかな川の風景だった。
まさか、あんな川で魚は獲れないよ~そんな反応を想像しながら言うだけ言ってみただけなんだけど、
「そう、コンチェ河。そのもっと向こう側でも獲れるよ」
味は日本で食べる白身魚と同じ感じ。
違いは、それよりずっと肉厚でまた骨もいっぱいなところかな。
きっと大きな川魚なんだと思う。

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次に買ってきてくれたのは、凉粉。
植物のデンプンを使って麺状にしたもの。
感触としては日本のところてんに近いかも知れないが、ところてんほど弾力はなく、箸ですくおうとすると簡単にちぎれてしまう。
実は私はこれがあまり口に合わない。
ところてんは好きなんだけど。
凉粉は中国各地で出合うものだが、ここ新疆でもよく食べられるよう。

ここまでにいくつもの果物をもらい食べながら来ている。
すでにおなかはいっぱいだ。
「今日は一日食べるよ」
チャン・イーの今朝の言葉がよみがえる。
料理はもちろんだが、おなかがいっぱいで残念なのは果物だ。
新疆の魅力のひとつは、多彩で豊富な果物にある。
私のおなかはひとつしかなく、一日二日でそれらを堪能することは不可能だ。
おなかを二つ三つ用意できないならば、ここに数週間滞在しなければ、それらは味わいつくせない。

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再び老街を進んで。
絨毯はこちらの名産。アラジンの魔法の絨毯みたいに、今にも飛んで行きそうなエキゾチックなデザインが並ぶ。
いつかはこんなのも購入してみたい。

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矢印が指す向こうには、何があるんだろう。
私はアラビア文字がわからない。
わからないからこそ、こうした界隈を歩くのが楽しい。
まるで異空間に飛び込んでしまったような感覚になる。

老街を出て、再び先ほどの通りに出た。

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道端では、日陰の下に椅子を並べて、ウイグルのおじさんやおばさんが果物なんかを売っている。
新疆ではどこでも見かける風景だ。
日差しは強くとも乾燥している為、日陰に入ると思いのほか涼しい。

おじさんたちは无花果(イチジク)を並べて売っていた。
このように葉っぱを挟んで並べている。
新疆のイチジクは小さくてきれいな黄緑色をしている。
日本とは外観が全然違うが、ひとくち食べれば、あぁ確かにイチジクだと納得する。
買ってお日様の下でかぶりつけば、甘みが口いっぱいに広がり、そのままほとんど噛むことなく喉を通っていく。

日本では、果物は楽しみであったりご褒美であったり、贈り物だったり。
多かれ少なかれちょっと特別なもので、幸せな気持ちを与えてくれるものだ。
一方、ここ新疆では、果物は日常生活そのものだ。
特別なものではなく、毎日の生活と共にある。
逆に言えば、この自然の恵みがなくなったら生活に直結して困るのだ。
果物は大地が与えてくれる恵みの産物だ。
まるで命そのものだ。
だからお日様の下でかぶりつく果物はこんなにも美味しく、それを味わいながら生きていることを実感するのだ。

このイチジクのすぐ横には、見慣れない葉っぱが売られていた。
こんな葉っぱどうするんだろう?
チャン・イーが教えてくれた。
これは奥斯曼(オスマン)というもので、この植物の汁を使ってウイグル族の女性は眉を染めるんだそう。
とはいえ、私が見るウイグルの若い女性たちはバリバリ現代の化粧品を使っていたから、実際どんなふうになるのかはわからないままだ。

ここからすぐ裏手の果物売り場に向かった。

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私の手元にはすでに桃やら葡萄やらでいっぱいで、これ以上は買っても食べきれない。
そのため写真だけ撮っていると、向こうではチャン・イーとリュウ・レイが何やらハミ瓜を購入している。
7月の秦皇島旅行では甘くないハミ瓜を食べた。
ここで美味しいハミ瓜を食べるのを忘れてはいけない。

市場を抜けて。

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あらゆるところで羊が解体されて売られている。
こんなに暑いのに大丈夫だろうかとは思うが、日陰で風通しが良ければ思いのほか涼しいので大丈夫だろう。
冷蔵庫なんかなかった昔は、地面を掘ってその穴に肉を保管したのだそうだが、現代ではそのようにやらないのか、あるいは単に目にしていないだけなのか。

このあと、ちょっと車を走らせて市街地から抜けた。
リュウ・レイの運転する車は、ある学校に入っていく。
ひょっとして学校を見学させてくれるのかな?
ちょうど校舎の中から迷彩柄の服を着た学生たちがぞろぞろと出てきた。
ここは軍事訓練をする学校のようで、けれども別に兵隊になるわけなのではないのだと言った。
リュウ・レイの奥さんがここの先生なのだそう。
向こうから全力で走ってきた同じく迷彩服の彼女は、
「你好!時間がなくてもう行かなくちゃいけないの!」
そういって3秒で身を翻して走っていった。
すごく忙しいことが伝わってきて、けれどもそんな彼女の表情はキラキラ輝いているようにみえた。
そして時間がないのに向こうから全力で走って挨拶にきてくれたことがなんだかうれしい。

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学校の敷地は広かった。
「向こうに鸵鸟がいるよ、日本にはいる?」
何かわからなかったので、しっかり考えもせず「ない」と答えてしまったが、行ってみたらダチョウだった。
「成長したらこんなに大きくなるよ!」
チャン・イーは両手を目いっぱい広げてついでに背伸びした。
学校の中で、学生が育てているのだそうで、ダチョウの他にウサギなんかもいた。

学校を出て、お昼ご飯へ。
今日のお昼は「土火鍋」だ。

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すごいごちそうだ。
おなかが空いていないことが悔やまれる。
「この前食べたのが四川の火鍋、これは北京の火鍋だよ」
確かに、2月に北京で食べた火鍋の真ん中はここまでではなかったけれど煙突みたいになっていた。
「これ、どうやって食べるの?」
「ちょっと待ってて、すぐにわかるから」

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煙突の下の蓋をとれば、この通り。
様々な具材と、ごろごろと大振りの羊の肉塊が煮立っている。
いろんな部位の羊が入っている。
こんな豪快な火鍋を食べたのは初めてだ。

お店を出て再び車に乗り、街を抜けた。
ポプラの木々の間を抜け、やがて大きな綿花畑を見た。
収穫は秋。まだ綿ははじけていない。

大きな道路に出て進む中、ひとつの大きな検問所に出合った。
イーニン旅行でも度々遭遇した、この検問所。
私とチャン・イーは車を降り、検問所の中へ。リュウ・レイはそのまま検問を抜ける。
中国人は身分証を、私はパスポートを提出するが、予想通り外国人である私はなかなかOKが出ない。
どこからどこへ。
いつどこから。何の為に。
色んな質問を受け、誕生日やらパスポートの有効期限まで訊かれる。これはパスポートに記載されているのだけど、もしかしたら偽物じゃないかチェックしたのかな。
あまりにも時間がかかるので、チャン・イーはリュウ・レイに電話をしたほどだ。
最後に公安は、チャン・イーの身分証を預かると言い出した。
激しく反論するも、訊き入れられることはない。
帰りにまたここを通ればその時に返す、という。
中国人の身分証は日本のそれとは違い、国民である証であり、それがないとすごく困る。
私が今パスポートを預かると言われたらすごく困るように。

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街を抜けて1時間半、風景は果てしなく荒涼とした砂漠に変わった。


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火鍋…

火鍋は重慶の郷土料理で鄧小平氏が人民大会の料理として北京で紹介して中国に広まりました。そもそも火鍋は麻辛の湯で食べる中華式しゃぶしゃぶとも言える料理でしたが、四川・重慶・貴州・湖南は辛に対する耐性が外の地域とは差があるため、鍋に仕切りを入れて白湯と麻辛湯の二色したものが北京でお披露目されました。故に北京で川菜(四川料理)や湘菜(湖南料理)の専門店以外は、必ず二色の湯で提供されます。また、麻辛湯も麻辛が抑えて調理されています。以前、湖南で食べた火鍋は麻が極端に少なく、辛が飛び切り辛い物が使われていて唇が腫れる程でした(僕は麻辛には相当に耐性があるので問題は無かったのですが、湖南人の老婆は珍しく相当に辛いと言っていました。多分、普通の日本人には食べられないレベルでした。湖南省の料理は全般的に日本人には相当キツイと思います) 鍋も日本のシャブシャブ鍋に似たもの外に色々あります。麻は四川、重慶、青海、甘粛、陝西、山東では普通に食べますが多小や自治区ではあまり食さないようで福建では麻辛系の料理は少なく感じます。僕の新疆料理の印象は、固いパンとラグメンにみられる平打ち麺とマトン(親羊)料理でした。たぶん、ウイグル料理を選んで食べたせいもありますが、マトン料理は羊を食べる道産子の僕でも匂いがキツくて多小、辟易しました。ただ、肉質は良かったと思います。新疆で食べたもので感動したのはウイグル料理で食べたヨ-グルトと干葡萄と多種多様のナッツ類でした。できればナッツの買い付けに行きたいくらい食べたくなります。涼粉は老婆が日本にはないと嘆いて自分で作り食べています。食べ方も多様で黒蜜の様に食べたり、中華ス-プで食べたりと多種多様で面白い食材です。ただし、作るのは相当な労力を要するので結構大変なんですよ(^^)火鍋が食べたくなりました♪

Re: 火鍋…

火鍋にはそういう背景があったんですね。なるほど、二色火鍋には単に二味楽しみたいというのよりも、中国ならではの理由があったんですね。
火鍋ひとつで中国を色々語れそうですね、おもしろいと思います。麻と辣の話だけでも各地で差があるんですね。
私は火鍋すごく好きで、旅先で一人で食べることもよくあるんですが、重慶へはまだ行ったことがないんです。
奥様が辛いと言った火鍋も、言うまでもなく私には耐えられないんですが、少しだけ体験してみたい。

ヨーグルトとナッツ類、そうですね、確かに。
羊肉ばかり食べておなかが苦しい時、このヨーグルトはおなかを癒してくれました。
前に友人が言っていたのですが、ウイグル族、回族、漢族と、作るヨーグルトの味が違うようです。
いつか蒙古のヨーグルトも食べてみたいです。
葡萄干も胡桃も、他ナッツ類も、すごいのはその種類だと思います。
こんなに種類があるとは思いませんでした。
胡桃割り器を手に入れたので、日本にはない色んな種類の胡桃を持って帰りたいと思っていたのですが、忘れたこと後から気づきました。

凉粉、奥様つくるんですか?すごい、どうやって作るんだろう。
これも行く先々でその土地のものを知ってみると楽しいと思うのですが、なぜ私、口に合わないんだろう…。
けど、黒蜜で食べるのは意外でした。やっぱり、ところてんと味覚は近いものがあるのかな。
プロフィール

まゆ

Author:まゆ
中国が大好き。お酒も大好き。
中国へ行く度に、スケールの大きさに圧倒されます。各地を旅行し街歩きし、体感したことを綴っていきます。

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