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2018-08-23

38日間周遊 〈7日目〉 河口

2018年7月6日、昨日長旅でやっと昆明に辿り着いたが、今日もう出発してしまう。
行先は、昨日も雲南鉄路博物館で学んだ国境の街、河口。
ベトナムとの国境に位置する。
河口までは長距離バスで移動するが、河口行きのバスは複数あるバスターミナルの中で東部バスターミナルにある。
コピーしてきた地球の歩き方の地図には、東バスターミナルというのがホテルから2kmほどのところに書かれていたため、歩いて向かってみることにした。

7時に起き、出発したのは8時過ぎ。
ホテルをチェックアウトして重いキャリーバックをゴロゴロ転がしようやく目的の場所についてみると、そこは一面工事中というか瓦礫の山で、なんにもない。
なんで!?
地図を確認してみると、やっぱり東バスターミナルはここになっている。
昆明は驚くほどモーターバイクが多くて、乗せてくよ、と勧誘してくるバイクも多い。
ここでも同様に、地図を覗き込んでいる私に話しかけてくるバイクがあり、
「東部バスターミナルに行きたい、ここじゃないの?」
と訊いてみると、バイクの男性はスマホで調べ始めた。
そして乗せていける、という。
「え?ここじゃないの?じゃあどこなの?」
そう訊くと、他のバイク仲間に耳打ちした。
これは怪しいな、私のことを外国人だとわかっているから、騙されるパターンかもしれない。
そんなことを考えていると、
「バイクで乗せてくよ、50元だ」という。
「50元なんて高くて払えないよ!」
そういうと、「遠いんだ」
そう言うが、遠いなら遠いでこんな重いキャリーバックを乗せてモーターバイクに二人乗りするなんて、危なすぎる。
断り、近くの警察に道を訊いた。
「そぐ近くに地下鉄3号線があるからそれでいけるよ」と教えてくれたので向かおうとすると、たまたま客なしのタクシーが通りかかり、そちらを選択した。

「東部バスターミナルって遠いの?」
タクシーの運転手さんは親切なふうだった。
「うん、ここから10㎞くらいかな」
そんな、遠かったんだ!あのバイクもあながち嘘ついていたわけではなかったらしい。
タクシーはやがて高速道路に乘った。
バスターミナルってこんな市区から離れてるものなのか?
地図を再確認してみると、地球の歩き方の地図には、私が最初目指していた場所は‟東バスターミナル”と記されていた。
東部バスターミナルとは違うんだ。ややこしいな。
地球の歩き方には、東部バスターミナルから河口行きの長距離バスは一日たった数本しか出ておらず、その始発は9時40分となっていた。
所要時間が8時間となっていたので、なんとかこの始発が空席であってほしかったが、この時刻もあてにはならない。
ガイドブックには間違った記載も少なくないし、中国は状況がころころ変わる。
あまりあてにはし過ぎずに、参考程度までとしたいところだ。
「観光客が何で河口なんかに行くんだ?」
いぶかしげな運転手さん。
「私、国境に行くのが好きなんだ」
東部バスターミナルまではやっぱり少し遠かったが、タクシー代は23元だった。やっぱり無理してバイクに乗らなくてよかった。

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東部バスターミナルに着いて、さっそく急いでチケット売り場へ。
9時を過ぎて少しくらいで、空席があればまだ9時40分のに間に合う。
進まない列にいらいらしながら、ようやく回ってきた順番に、
「河口まで!」そう言うと、
「河口まで直接行くバスはありませんよ」
なんてことだ!今夜は向こうにホテルをとってあるというのに。
「え、じゃあどうやって行けばいいの?」
思わず窓口に詰め寄ると、販売員の女性は親切だった。
「蒙自まで行くバスに乗り、そこで乗り換えれば行けますよ」
「それでいいです、蒙自まで行きます」
ここで蒙自から河口までのバスチケットもまとめて購入できるということで、合わせて149元を支払った。
蒙自までは所要4時間とのこと。
到着はおそらく夜になってしまうだろう。
夜着いて、明日また昆明に帰ってくる。
そのためにこのバス代の出費は少々痛いが、きっと私は物好きなのだろう、それでも行ってみたい。

出発は10時10分。
少し時間があったので、商店で買い物をしておく。
すると狭い店内には一組の外国人のカップルが、慣れない感じでパンを選んでいる。大きなザックを背負って、バックパッカーのようだ。
私はつい、話しかけそうになった。
実はこのカップル、昨日昆明市区で見かけていたのだ。
東寺塔の前で写真を撮っていた。
昨日の旅行記の写真に写り込んでいる二人だ。
奇遇なことだなぁ、どこに行くんだろう。
この東部バスターミナルからは世界遺産の石林風景区へ行くバスも出ているから、石林へ行くのかもしれない。
私は話さなければ中国人からも外国人とは気づかれないし、欧米人から見れば私が仮に中国語を話していようとも日本語を話していようとも区別はつかず同じく中国人に見えることだろう。
だからあの東寺塔でも彼らは私に対して気を付けていないし、今もきっとそうだろう。
一方、欧米人は一目で目立つから目を引いてしまう。

買い物をしてバスに乗り込んだ。大型のバスだった。
購入したのはこれ。

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トイレに行きたくなるのは困るけど、大理ビールも購入した。
おやつにポテトチップも。
本当は好きな‟楽事”を買いたかったけれど、昆明に入ってから見事に出合わず、どこの商店もこの‟子弟”だった。
子弟なんてポテトチップ見たことない、そう思って裏返してみると昆明のメーカーだった。
だからどこもこれだったんだ。
「子弟昆明工場は海抜1920m余のところで包装しているため、海抜が下がると袋が萎むことがありますが、品質には問題ありません」の注意書き。
昆明は海抜が高い。
気持ちの良い気候は海抜の高さがもたらす。

バスは出発して二時間後、弥勒という場所で休憩し再び出発した。
バスの中では爆睡し、昆明出発から四時間後の14時過ぎ、時間通りに蒙自バスターミナルに到着した。

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ここで乗り換えれば河口に行けることはわかったのでバスターミナルの写真を撮ったりしていると、先ほど下りたバスの運転手さんが向こうから呼びかける。
「河口に行きたいんだろう?彼についていきなさい」
一人の男性が隣にいた。
「河口までは二時間だから」そうも教えてくれた。
男性は私を連れてターミナル内のチケット売り場に行き、私のパスポートを提出して何やらレシートを発行した。

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昆明東部バスターミナルで購入したものとは別に、ここで乗車券を発行する必要があったよう。
この男性、ここから河口に向かうバスの運転手さんなのだった。

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バスは14時50分に出発した。
ここでも私は爆睡で、せっかくのバスなのに景色をほとんど見ることができなかった。

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だいぶ進んでから目が覚めると、右手には濁った川がなみなみと流れ、山には南方らしい濃い緑の植物が鬱蒼としている。
バナナの木、かどうかはわからないが、そんなのも一面生えている。

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やがてバスは河口に入ろうとしていた。
するとここで検問があった。
迷彩服を着た公安がバスに乗り込み、一人ひとり身分証をチェックしていく。新疆で検問や武警に慣れている私も威圧感を感じた。
最後に私の番になると、外国人は下りて登記する必要があるという。
下りる時に、「待っててね」と運転手さんに念を押して下りた。
登記はなんでもないが、みな迷彩服を着て大きな銃を抱えている。
新疆には迷彩服を着た人はいないから、慣れずに少し怖かった。
確かに、砂漠に迷彩服きたって目立つだけだから当然のことだ。熱帯雨林のようなこの場所なら、迷彩柄は大活躍だろう。

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再びバスは出発して、まもなく河口のバスターミナルに到着した。
運転手さんは、「このタクシーに乗っていきなさい」と勧める。
が、地球の歩き方には国境管理事務局、つまり口岸はバスターミナルから歩いて三分だと書いてあった。
しかし周囲にはなにもない。
「ホテル予約してるよ」
そう言って予約してあるホテルの名前と住所を見せると、
「やっぱりタクシーで行きな」
そういうことになった。
実際バスターミナルからホテルまではそれなりにあり、歩いていける距離ではなかった。
国境管理事務局はホテルのすぐそばだったから、これまたガイドブックに書かれていることは全然違ったのだった。

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タクシーは川沿いを走っていく。
川の向こうには豊かな緑とぽつりぽつりと建物。
「あれって中国?」そう訊いてみると、
「ベトナムだよ」
右手にベトナムを見ながらタクシーは走った。

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宿泊するホテルは河口天宝大酒店。大とつくけどとても小さなホテルだ。
チェックインをして、さっそく国境まで行ってみることにした。
私は国境とか省と省の境界とか、いわゆる領域を隔てる見えない線が好きなのだ。
今まで、北朝鮮の国境、カザフスタンの国境、ロシアの国境へ訪れたことがあった。
パキスタンの国境は試みたものの、行こうとした時には閉鎖されていた。
カザフスタンの国境は免税区内でまたぐことができた。
今回この中国とベトナムの国境では、簡単に国と国とを行き来できるみたいで、それをやってみたかった。

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川沿いに歩いてみると、もうすぐそこはベトナム。
ベトナムはフランス領だったから、そういう時代の名残なのか西洋風の建物も見える。

通りにはベトナムの商品や果物を売るお店がずらり並んでいる。

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ドライフルーツ、ベトナムコーヒー、家具、インスタント麺。
ドリアンにマンゴーにヤシの実にバナナ。

先ほどの河口行きのバスでは、明らかに南方の顔立ちをした人たちばかりで、みな中国語を話していなかった。
ベトナム語だったのか、現地語だったのかは、さっぱりわからない。
ここでも、お店の店員さんたちはみな中国人ではないみたいに見えた。
言葉もよくわからない。

河口の街はとてもとても小さい。
歩いているとあっという間に国境管理事務局に到着した。

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口岸があるのは川がY字に合流しているところ。
この川の向こう、左手にベトナムの入国管理局があり、右手にはベトナムの街並みが広がる。

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中国側の国境を表す石碑があり、みなが記念撮影をしている。

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この大きな国門の先にベトナム側の国境管理局がある。

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こちらが国境にかかる橋。
ここを渡って徒歩でベトナム側に行くことができる。

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中国側の管理局に入り、空港の手順と同じように、セキュリティーチェックをしたのちにイミグレーションを通過した。

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先ほど外側から見ることができた中国側の国門を越え、そうして橋を渡った先にはベトナム側の国門。
これを通り過ぎるとベトナム側の入国管理局がある。

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中国語とベトナム語が併記されている。
写真撮影禁止と書いてあるが、これは建物の外なので大丈夫。

こうして入場すると、イミグレーションがあり入国スタンプが押される。
そしてその先はベトナムだった。
とふと、思った。
パスポートを開き、先ほど押されたスタンプを確認した。

あれ、これって中国を出国してベトナムに来ちゃったんだよね。
見ると、今日の日付で「河口 出国」のスタンプが押されている。
6月30日の入国スタンプの横に。
40日ビザの隣のページに。
また戻るときには、「河口 入国」ってスタンプが押されるんだよね。
私のビザは40日以内に入国が一回だけ許可されたものだったよね。
私はとんでもないまぬけだが、まぬけなのだから仕方ない。
苦労して取得した40日観光ビザは、旅行開始七日目にしてなんと失効してしまったのだった。
しかも自分のあまりにも初歩的なうっかりで。

パスポートにはしっかり、ベトナムの入国スタンプが押されている。
呆然とする私に、ベトナム人が勧誘の声をかけてくる。
私はそれらを無視し、ベトナムに入国して1分後、大慌てでイミグレへ戻った。

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あまりにも動揺していたため、ベトナム内で撮影した写真はこれ一枚のみ。
ベトナムの出国スタンプを押してもらい、小走りで国境にまたがる橋を渡り、今度は中国側の管理事務所へ。

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イミグレに行くまでもなく税関検査の女性に訴えかけると、
「あちらで問い合わせてください」と優しく答えた。
イミグレにはインフォメーション的な席があり、そこの女性に震える声で訴えた。

今回の旅行は、私にとって特別な旅行だった。
単なる娯楽旅行ではなくて、真剣な旅行だった。
その為に準備に時間をかけてきたし、ないなか費用も捻出した。
「38日の旅行なのにうっかり出国してしまった、ベトナムに行ったけどほんの10分の話」
必死で訴える私の気持ちを察するように、係の女性はやさしく、
「対応するからお待ちください」と声をかけてくれた。

女性は何度もどこかに電話をし、しばらくして上司のような人がやってきた。
記録が残っているらしく、
「何分に出国して、たしかに何分に戻ってきています」
女性はそう上司に伝えた。
上司はぱらぱらとパスポートをめくり、
「ベトナムに入国している以上、処理できない」
そう簡潔に答えた。

それもそうだな、と思う。
国境というのはそんなに甘くない。
国をまたぐとは、そんなに適当なことではないのだ。
中国の数ある国境の中で、このベトナム国境は一番ゆるい国境だ。
しかし出入国管理がそんなに甘いはずはない。
またもし仮に、今日の中国の出入国、ベトナムの出入国に取り消し印が押されたとしても、それはそれで形が残り、帰国する際や今後の出入国の際に、「なんだこれは」となるのは明らかだった。
上司の様子から察するに、ベトナムに入国していなければ取り消しはできた可能性が強かった。
国境をまたぐ橋の上で気づいてさえいれば、まだ間に合ったのだ。

私って、なんてばかなんだ。
自分で自分をののしりたい気分だ。
対応してくれた女性とやって来た上司ともう一人は、私を連れて事務室へ入った。
女性は私に、
「15日以内であれば、ビザ免除です。だから入境管理局へ行ってビザ延長の手続きをすればいいですよ」
そうアドバイスしてくれた。
今後の予定として、昆明に戻ってから成都に行くことを伝えると、入国管理局は昆明にも成都にもあるという。
私が成都に着くのは明々後日の月曜日。
「月曜日であればちょうどやっているから成都がいいですね」
上司は私に成都の入境管理局の場所を教えてくれた。
「延長であれば問題なくできると思いますよ」
そう言ってくれたけど、どうだろう。不安が頭を占領して消えない。
私のビザはすでに失効している。
では、延長ではなくて再申請になるのでは?
しかも見せてもらった情報によると、そこには処理にかかる時間として7営業日、と書かれていた。
成都から次の都市へ向かう夜行列車は12日。
間に合わない。

皆さんにお礼をいい、入国カードを記入して、ふたたび「河口 入国」のスタンプをもらい河口へ戻った。
そして中国語のQ先生に事情を話し、相談した、というか自分のバカさ加減を報告した。
「これもまた運命のひとつかも知れませんよ」
Q先生は穏やかにそう励ましてくれた。
これもまた一つの経験になるし、予定しなかった行動になることで、また新しい出来事との出合いがあるかもしれない。
「成都も楽しいですよ、しばらくそこで楽しんでみたら?」
そんな先生の言葉に励まされ、そうだよな、と思った。

変な考えかもしれないけれど、これもまた運命みたいだった。
というのは、ビザ失効のタイミングとしてはぎりぎり良かったともいえるからだ。ビザ延長ができることを前提にすれば。
私が今回ビザの申請に苦労したのは、30日を超える観光ビザだったからだ。
通常現地で延長できる限度は30日。
今日が6日で、成都に着くのが9日の月曜日。
そこから30日の延長でぎりぎり帰国便までおぎなえる。
もう少し早かったら、足りなくてダメだ。
また成都へ到着してから、もともとは世界遺産である九寨溝へ行こうと考えていた。
けれども地震による影響がまだ残り観光に大きな制限がかかるということで、予定を取りやめて成都に残ることを決めたのはつい数日前のことだった。
それを受けて、友達から成都の人を紹介してもらい会うことになったのも、数日前。
その人、ジャオユーさんとはその時に連絡先を交換し、以降毎日連絡を取り合っていた。
とてもよい人柄の人で、このピンチに手助けしてくれることは間違いなかった。
私のドジから始まったピンチだが、まだなんとかできる余地があったのは不幸中の幸いだ。

先生との電話を切り、ジャオユーさんに状況を伝えると、
「大丈夫だから、信じて、力になるから」
そんな温かい言葉が返ってきた。
さらに問い合わせて調べてもくれたのだ。
「大丈夫!心配しないで引き続き旅行を楽しんで」
こうして私は気持ちを切り替えて、なんて言っても心配になりながらも、夕ご飯をとることにした。
あれこれしているうちにすっかり日が暮れていた。

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夜の国境はまたきれいだった。

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対岸のベトナムも明るい様子。
北朝鮮、カザフ、ロシア、今まで見てきた国境にはこんな雰囲気はなかった。

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夜の河口は活気があった。
あちらこちらに散らばるベトナム語が異国情緒を誘う。
ここが中国なのかベトナムなのか、ふとわからなくなる。

東南アジアは中国との繋がりが深く、華僑も多いし中国語の表記も多い。
中国語も通じるところが多い。
ベトナムへは一瞬足を踏み入れただけで何も目にしていないに等しいけれども、他の東南アジア各国同様にきっと中国色も色濃いのだと思う。
さらに国境の街ともなれば。
中国側である河口は、まるでベトナムみたいで。
ベトナム側である老街(ラオカイ)もまた、中国みたいで。
それでも、河口はけっしてベトナムではなく、ラオカイもまた決して中国ではない。
それが、目に見えなくとも強固な線をひく、国境というものなのだ。

ある一軒のお店に入って、「ベトナムの料理が食べたい」というと、お店の女性はいろいろ相談に乗ってくれた。
「これは?」と、竹の中に詰まったご飯を指してみると、
「これはおいしくない」と即答。
いさぎよくて、なんだかよかった。
そうして店員さんが「おいしくない」というのはやめておいて、頼んだのは「小巻粉」と、パイナップルと鶏の砂肝を炒めたもの。それからビール。

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小巻粉は、名の通り米粉の皮でぐるぐる巻いたものを、ラー油につけて食べるもの。
具は香辛料の風味が強く、何が入っていたかよくわからない。
パイナップル炒めは悪くなかったが、わざわざ砂肝とパイナップルを一緒に食べなくてもいいかな~という感じ。
どちらも中国の他の地域では出合わないような味だったので、これはこれでよかった。

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お店を出るともう11時という時。
小雨が降りだしてものすごい湿気だった。
蒸し暑さの合肥、紹興から、さわやかな昆明に癒されたものの、また蒸し暑さに逆戻り。
何もしていなくてもぼたぼたと汗が滴り落ち、まるでサウナのようだ。
もうすっかり夜だというのに。

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周囲には果物、コーヒーなどベトナム商品を売るお店が建ち並び、まだ数軒ひらいていた。
そこでベトナムのビールを購入してホテルへ戻り、いそいでシャワーを浴びた。

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こうして部屋に戻り今日の旅行記を書いているが、窓の外は時折ぴかぴかと明滅する。
明日はいったいどんな天気になるだろう。
数日後、私はいったいどんな旅をしているだろう。

〈記 7月6日 河口にて〉

参考:
宿泊費 109元
昆明―蒙自―河口行き長距離バス 149元

18年38天旅行◇昆明ー河口
北京ー合肥ー紹興ー昆明ー河口


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ベトナム国境…と陸路越境…

ベトナム国境…
 えっ、デジャブみたいだぁ~~(^^)なんと、バスタ-ミナルの移転で同じ目に昆明で遭いました。その時、昆明は二度目で記憶だけで行ってみるとタ-ミナルが廃止されていて、工事現場に立たされ近所の親父と交渉してバイクで移動しました。この親父が途中でバイクを止めて、進んで欲しいなら、もう少し払えと言うのでヘルメット越しに頭をドついて「一円も払ってやんねぇぞ、早く行け!!」と怒鳴ると身の危険を感じたのが渋々走って事なきを得ました。
 経験上、白タク等の乗り物は基本的には乗ってはなりません。特に一人の時は危険が付きまといます。どうしてものらなきゃ、いけない時はタクシ-のナンバ-を控えて、電話をした振りをして後、何分で到着し、ナンバプレ-ト番号をわざと聞こえるように言う等の保険をかける必要があります。
 川口って単なる国境の街ではありません。一部の男性にとって天国とされる街となって非常に有名な場所です。まぁ、詳細は割愛させて下さい…何度かここを経由してハノイを目指そうかと思ったことがありましたが、老婆に変な疑いを掛けられては堪らないので避けています…(^^)

陸路越境…
 中国から陸路による外国人の越境は、北朝鮮、モンゴル、ラオス、ベトナムと中央アジアの極一部で以前あったネパ-ル等は封鎖されています。また、ミャンマ-との国境のモンラ-は外国人には閉鎖されています。当然、中央アジアル-トのアフガニスタン等も同様です。迂闊に越境したのかも知れませんが14日もあれば対策できます。またまた、スキルアップしましたね♪
 さて、一週間分を読んで思うのは旅行というよりプチ冒険中で楽しそうで、目に映るもの全てが目新しく素敵な思い出にに変換しているのだろうと思いました。

 老婆に迂闊に越境して大変だったみたいだよと言うと「かわいそう、今度、中国に行くとき湖南省に行けばいいのに。そしたら美味しいものご馳走してあげたい」と言ってました。居候の甥っ子が隣でJessie J の Price Tagを聴きながら勉強していて、その歌詞に「It's not about the money, money, money.We don't need your money, money, money.We just wanna make the world dance,Forget about the price tag 」とあって、お金で買えない何かを求めて探す旅が楽しかった頃を思い出しました(^^)

Re: ベトナム国境…と陸路越境…

あ、toripagonさんもこのバスターミナル行ったんですか!?しかもバイクタクシー!
疲れもあるし時間もないし、がれきの山を見たときは本当にショックでした。
白タクは何回かつい乗ってしまったことがあるのですが、今は余程のことがなければ乗りません。
最近タクシーにまつわる怖い話をよく聞くので、少し慎重になっています。
それでも私はまだ甘いので、よく人から怒られます。
男性はまだしも私は女性なので注意したいです。

河口、男性にとって天国とされる街…とは?
しかも有名なんですか?
この旅でできた彼氏は、男友達との中国ぐるり旅で同じように河口を抜けてベトナム入りしたと言っていました。
でも信じることにしようと思います。

中国旅行で国境に関しては、今までほとんどが苦い思い出です。
ただしこの国境はそれらの苦さとは正反対に、甘いゆえにやらかしてしまい苦い思い出となり、しかし結果的に甘い思い出となりました(^^;)
トラブル発生はスキルアップのチャンスですが、スキルアップしても私のドジはまったく改善されないままです…。
ただ、トラブルは予想していない出来事との出合うチャンスなので、重大なものでなければやっぱり旅の醍醐味のひとつです。
奥さん、ありがとうございます(^^)そんなふうに言ってくれて…湖南省にもぜひ行きたいです。
この時母親に電話したら「だからあんたは甘いんだよ、バカなんだよ」とののしり、同情の言葉ももらえませんでした…。

お金には替えられないもの。
今、こころから実感しています。
この河口での出来事は、今回の旅を大きく動かすことになりましたから、とりわけ特別な思いがあります。
忘れられないです。

国境は行ってみたくなりますよね。
でも、私は中国から香港、マカオくらいしか歩いて越えたことはありません。
どちらも中国といえば中国ですが。

一度北朝鮮との国境の街に行ってみたいです。
しかし、やっちゃいましたね。
読みながら、ん?出ちゃったらどうなるんだろう?と思っていました。

Re:

国境はおもしろいですけど色々厳しいので難しいです。
ベトナムとの国境はとても緩いですけど、他に今開放されている国境もこれからもしかしたら未開放になったりすることもあるかもしれません。
北朝鮮の国境だと丹東へ行ったことがあります。観光地になっているので行きやすいし危険もなくおもしろかったです。
今回実は旅の最後に図們から北朝鮮国境を訪れてみたかったのですが、予定を変えて行くのをやめてしまいました。
それにしても、ベトナム越境は情けないミスでした…
プロフィール

まゆ

Author:まゆ
中国が大好き。お酒も大好き。
中国へ行く度に、スケールの大きさに圧倒されます。各地を旅行し街歩きし、体感したことを綴っていきます。

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