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2018-08-23

38日間周遊 〈23日目〉 嘉峪関

2018年7月22日、昨夜ジャオユーさんと別れ西安から嘉峪関行きの列車に乗った。
乗車券のランクアップは成功し、硬臥でしかも上段ではあるけれども、寝台車に乗ることができた。
それでもほとんど眠った気がしないまま朝を迎え、重い身体を起こして下に下りようとすると天井に思い切り頭をぶつけた。
中国旅行がハードなのか、私がドジなのかは判断が難しいところだが、私の中国旅行に痣や傷はつきものだ。
すでに足には大量の虫刺されの痕があり、病気にでもかかったのではないかと思う程のかさぶたが残っていた。
腕も同様で、かさぶたをうっかり掻きむしってしまい、血が止まらなくなった。
これに加え痣も大量で、けれどこれは私にとって常態なのだった。

昨日20時28分に出発し、列車は嘉峪関に14時20分に到着する。
嘉峪関は、甘粛省の西部に位置する小さな街である。
この街の名前を有名にしているのは、そのままその「嘉峪関」である。
万里の長城のもっとも西端にあたる関所、嘉峪関。
シルクロードや中国西域に興味を持っている人にとっては、一度は訪れてみたい場所である。
もともとはこの関所があり、その後近代になり街として整備されたので、街の名前がそのまま嘉峪関になった。

18時間の列車旅。
起き上がって外を見てみれば一面荒涼とした枯れた大地が広がっていた。
もうすっかり西域だ。
ジャオユーさんは昨夜私と別れたのち、一人車で帰路となった。
「もう成都の領域に入った」
そう連絡が入り、私もまもなく嘉峪関に到着するという時、
「あと20分で家に着く」と連絡が入った。
偶然なことに、私たちの到着はほぼ同時だった。
私を送り800㎞の距離を一人で帰ってくれたのである。

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嘉峪関站に下りると、猛烈な暑さだった。
もわんという空気が身体全体を襲い、日焼け止めを塗っていないことを後悔した。
タクシーに乗り向かったのは、予約していたホテル酒鋼賓館。

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部屋にはベランダがあり、嘉峪関の街並みを見下ろすことができた。
なんとも開放感がある。

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嘉峪関は整列とした街だった。

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21時をまわりようやくちらほらと明かりが灯りだしたが、空はまだまだ明るい。
嘉峪関はとても小さな街で、歩いてもなかなか食べるところが見つからない。

奥に奥に入っていって、ようやく小さな屋台や食堂が集まりエリアを見つけた。

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せっかくなので特色料理と思うのだが、西域の特色料理となればたいがい羊肉となる。
今まですでにたらふく食べてきたが、ここでも結局また烤羊肉となってしまった。

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甘粛のビールに、ジャガイモ串、それから羊の脚、烤羊肉腿。
ビールをお替りした時には店主がもう一度炙って加熱してくれた。


ホテルに戻り、ジャオユーさんと音声メッセージを交わした。
「二か月で会えるとは言ったけれど、実は二日目でもうつらいよ」
でも自分は男だからそんな態度をあらわすことはできないんだ。
彼はそう言った。
ジャオユーさんは最後まで寂しさをあらわさず、最後の一瞬まで笑顔を私にくれた。
それが私を安心させたのだ。

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嘉峪関の夜は静かできらびやかだった。
ジャオユーさんが私に持たせてくれた新疆のワインを開けて。
いつまでも、ベランダに出て風に吹かれながら、物思いにふけっていた。

〈記 7月27日 中衛にて〉

参考:
宿泊費 348元


18年38天旅行◇西安ー嘉峪関
北京ー合肥ー紹興ー昆明ー河口ー昆明ー成都ー漢中ー西安ー嘉峪関

⇒ 38日間周遊 〈24日目〉 嘉峪関 へ続く

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まゆ

Author:まゆ
中国が大好き。お酒も大好き。
中国へ行く度に、スケールの大きさに圧倒されます。各地を旅行し街歩きし、体感したことを綴っていきます。

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