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2018-11-07

30日間成都滞在〈8日目〉

2018年10月2日、ようやく彼の連休が始まった。
昨日は私の誕生日で遅くまで飲んだこともあり、無理して起きることなくゆっくりとし、支度が整ったのはお昼近かった。

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朝ご飯は彼が私の大好きな番茄鶏蛋麺を作ってくれた。

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それから誕生日ケーキの残りをいただく。

国慶節の連休は七日間。
けれどもその前の土日は連休の分ということで出勤日になる。
だから実際はそんなにたくさんのお休みというわけではなく、ただ単に連休になるというはなし。
加えて多くの人が同様に連休になるので、中国各地は日本では想像できないような大混雑となり、道路は死んだも同然になる。
日本も連休はひどい渋滞と混雑になるけれど、さすが中国は巨大な国でその比ではない。
ありがたいのだかありがたくないのだか、よくわからない連休だ。
結果残念なことだけれど、この連休は旅行には出かけず成都市区でゆっくりすることになった。

私たちは車に乗っててきとうに買い物に出ることにした。
途中、烤肉器具を売るお店に。
先日ジャオユーさんの新疆の友人が出張で成都を訪れた際、大量の羊肉を送ってくれた。
けれども彼は肉を食べることができない。
その一部の肉を、友達と一緒に串焼きにして楽しもうという話になっていた。

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こうした串焼きの串は中国ならではで日本とは違う。
最低限の道具は持っているので、ここでは串と炭を購入し車に積み込んだ。

そうして向かったのは近くのショッピングモール。
洋服はどれも高くて、お店を覗きながらも結局、
「こういうの買うお金があったら旅行に行きたいよね」なんて話になる。
暇つぶしのようにモールをぐるりとし、
「軽く食べて今夜は水泳に行こう」
彼が言い出した。
私たちは趣味や行動が共通している部分があり、私は水泳が好きで彼も8月に始めてからは毎日のように「何メートル達成した」なんていっては頑張っていた。
「二人で生活をするようになったら、家で料理を作り中国の料理と日本の料理を楽しみ、また時には外食しそして飲みに出て、そしてジムに行ったりジョギングしたり、水泳したり、そんなふうに毎日を過ごすのが楽しみだ」
彼はよくそんなふうに言っては、未来はうつくしいのだと語った。
「身体を鍛えるのは二人共通の楽しみだ、今夜は水泳に行こう」
そういうことになった。

モール内で食事したのはピザハット。
泳ぎ終わってからまた食べるので、ここでは一枚のピザを二人で分け合う。

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中国各地にピザハットはあり、中国の味覚に疲れたときには便利なお店である。お酒があることも嬉しいが、今日は水泳を控えているため我慢。

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メニューを見ると中国ならではのピザがあった。
宮保鶏丁、北京潮鴨、川香勁牛、榴蓮多多。
でもやっぱりピザはベーシックなものが一番だと思い、チキンとマッシュルームを選択。

その後向かったのは成都の大都市ど真ん中にあるプール。
すぐ近くには電視塔があり、夏場には夜景を目の前にした屋外プールが開放される。

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到着したのはちょうど20時。
「やっぱり自分には時間計算の能力がある」
そう彼が言ったのには訳があった。
他の都市はわからないが、成都では水深2mを超えるプールはテストを通過し合格証を発行してもらわないと泳ぐことができない。
そのテストを私も受ける必要があるのだが、テスト受付が20時からなのだという。

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まずは受付でカードを発行してもらう。
顔写真はあらかじめ撮影し持ってきた。
テストに合格したのち、合格の記載がされ合格証が完成する。

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まずは入場し、更衣室へ。
日本ではカーテンなどで仕切られた個別の更衣室があるが、さすが中国でみなどうどうと裸になり着替えていたのは驚いた。
のちにジャオユーさんにそのことを話すと、
「日本の温泉はそうじゃないのか?」
うーん、たしかにそうだ。
でもプールと温泉では感覚がちょっと違う。

更衣室で着替えメイクを落としプールへ入場すると、彼はすでに待っていた。
彼は私を連れ監視員のところへ行き、私がテストを受けたい旨を伝えた。
テストは簡単。
50mプールを一往復し100m泳ぎ、続けてその場で立ち泳ぎを30秒。
簡単だし私は泳げるのだからなんの問題もない。
はずだった。
けれども監視員だけならともかく、ジャオユーさんにまでじーっと見られている中で妙に緊張する。
思い切ってプールに足元から入ってみたその瞬間、底なしの海に落ちてしまったのかと思った。
水深2mってこんなに深かったんだ。
予想外に沈み、あろうことか半分溺れそうになってしまった。
けれども100m泳ぐことなんてなんの問題もない。
30秒の立ち泳ぎも問題ない。
けれども二人がじーっと見る中泳ぐのはなんだか気持ち悪くて、動揺していたのかあろうことか途中でまたもや水を飲んでしまった。
水は変なところに入り、呼吸困難で死ぬかと思った。
まずい!むせてしまうも、ここで止まると不合格になってしまうのでむせながら泳ぎ続ける。
今日は何㎞泳いだとか、遅い人がいたら追いついてしまうとか、さんざん今までジャオユーさんに偉そうなことを言ってきたので、こんな簡単なテストでいっぱいいっぱいになっている姿を見せるわけにはいかない。
なんとも情けない自分だった。
二人が見下ろす中立ち泳ぎを続ける自分もなんだか滑稽に思えて、「まだ?」そう言うと、おそらくまだ30秒たっていなかったとは思うけれど、監視員は「もういいもういい」と手を振った。

こうして無事テストに合格し、いよいよ水泳を開始した。
さすが中国というべきか、さすが成都というべきか、大規模なプールだった。
私はいつも地元の複数の市民プールを利用しているけれど、どれもこのプールの比較にもならない。
しかもこのプールの敷地内には屋外プールも含めて複数のプールがある。
ジャオユーさんによると国立だから規模が大きいのだという。
コースはどれもトレーニングに来た人でいっぱいで、その中で比較的少ないコースを選んで泳ぎ始めた。
プールが違えば泳ぐ人も違うな、と即思い知る。
みな、自由なのだ。
日本のプールのように他人に気遣うなんてこともなく、自分の世界のみで泳ぎ続けている。
よく言えば自由。悪く言えば…。
ジャオユーさんは水泳は得意ではないというけれど、ひたすら平泳ぎを貫く彼の泳ぎ方はそんなに悪いものではなく、そんなに遅いわけでもなかった。
それでも50mプールで数回追いつくことになり、数百メートル私がリードした。
そうして一緒に泳ぐというよりはコース半ばですれ違うことが多くなり、その度に水中でふざけてくる彼に思わず泳ぎながら爆笑し、あやうく溺れるという目に遭った。
私は真面目に泳ぎたいのに、それをゆるさない。どうしても様々なやり方でふざけてくる彼はある意味才能があると思った。
やがて向こうに彼が見えると私は心の準備をするようになり、そして背泳ぎというアイデアを思い付いた。
背泳ぎであれば彼の姿を見ずにすれ違うことができるし、また無視したことにもならず彼の体裁も保たれる。
こうして場を乗り切り、70分間の水泳を終えた。

泳いだ後は気分がいい。
ついつい私たちはビールへと足が向く。

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雨の中、あえて屋外で。

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ジャオユーさんが頼んでくれたのは、包浆豆腐。
辛く油っこい味付けの豆腐で、雲南石屏の料理なのだそう。
少しだけ口に合わないけれど、受け付けない味ではない。

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また串焼きを。
辛い味付けが中国ならでは。いろんな野菜を選んで焼いてもらう。
せっかくの運動も、カロリーはすでにプラマイゼロどころかすでに大幅にオーバーしてしまっていることだろう。
けれど、楽しいのが一番。
雨に濡れた道は街明かりを反射して、万華鏡みたいだった。

〈記 10月10日 成都市区にて〉


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まゆ

Author:まゆ
中国が大好き。お酒も大好き。
中国へ行く度に、スケールの大きさに圧倒されます。各地を旅行し街歩きし、体感したことを綴っていきます。

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