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2018-11-07

30日間成都滞在〈10日目〉

2018年10月4日、いよいよ国慶節の連休も後半にさしかかってきた。
ほんとうに遠出することもなく連休を終えるのかと心配していたが、今日から成都郊外にある平楽古鎮に出掛けることになった。
平楽古鎮にはジャオユーさんの友人がいて、前回にも二度そこで宿泊をした。
7月8月のことである。
それが私と平楽古鎮の出合いだった。
それから今回この10月にまた訪れることになろうとは、けっこうなインターバルだ。
今回は向こうの友人リさんよりまたお酒のお誘いがあり、話に乗ることになった。
「これで三度目だ」
私がそう言うと、「これも縁だな」
ジャオユーさんはそう返した。
そして平楽古鎮から帰ったのち明後日より隣の都市、重慶に車で向かい向こうで友人と飲み、そうして一泊して成都に帰ってくる、という話にもなった。
それが連休最終日、翌日から彼の出勤が始まる。
どこでもいいから遠出できるのは嬉しく、
「火鍋食べたい、それから夜景も見たい」
私は待ちきれなくてジャオユーさんに何度もそうせがんだ。

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午前すこし遅めにマンションを出て高速に乗ろうとすると、成都市区を出る前から渋滞だった。
それでも完全に止まることはなく、少しずつは進んでいる。
そんなに深刻な渋滞ではなく、若干到着が遅れるくらいで済みそうだ。
ここはかなりましな方で、ジャオユーさんの友達たちが送ってくる写真や動画はどれも世紀末のような状態だった。
これが国慶節の連休か、と思い知る。
「もう十時間も渋滞している…旅行なんて行きたくない、仕事したい」
そんなつぶやきを収める動画もあれば、渋滞を放棄し、道路にテーブルを並べ宴会を始める人たち、バドミントンをする人、公園ダンスを形成した集団なんかの動画も流れた。
それに比べたらましなものだ。

車のナンバーを見ると面白い。
四川省のナンバーは、「川」の文字から始まる。
その次に「A」が来れば成都、B、C、と続く。
見ると川A~のナンバーに紛れて、様々なナンバーの車を見かける。
川F~なんてのは、四川省内から成都に近場旅行に来た人だろう。
また四川付近のナンバーも多い。
雲南、貴州、重慶、陝西…。
北京や内蒙古なんてのも見かけ、これは結構な遠出だ。
「新疆はないかな~」
そんな話をしていると、込み合う車をジグザグに果敢に割り込み抜かしながら突っ切っていく「新A~」ナンバーが。
新疆ウイグル自治区のウルムチナンバーである。
成都は中国の中でも人気の観光地なので、こうした連休には多くの観光客が集まる。

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やがて渋滞のいらいらを乗り越え、長閑な農村風景に入った。
キウイや蜜柑の畑に加え、道端ではいたるところで巨大な柚子を売るおばあちゃんたち。
そうして田園風景の先には、見覚えのある平楽古鎮があった。

平楽古鎮はかなり広く、観光客が遊ぶエリア、食堂やレストランが集まるエリア、住民の生活するエリア、などに分かれる。
この中で車を停めることができる場所は実際は複数あるが、観光客のほぼすべては観光客向けに用意された大型の駐車場に停める。もちろん有料だ。
私たちはその大型駐車場を通りがかって、目を疑った。

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駐車場は満車状態、古鎮へ向かう方の車線は遥か彼方まで渋滞し、それがどこまで続いているのかもわからない。
ジャオユーさんはリさんに電話をし、車をどうしたらいいか訊いた。
前回と前々回は観光客もまばらで、古鎮内の道に堂々と停めても問題にならなかった。
リさんがどのように返事をしたかわからないが、ジャオユーさんは駐車場を横目に進み、およそ車が通る道とは思えないマニアックな道から古鎮内に侵入し、リさんのお店のすぐ近く、前回と前々回に宿泊した民宿の前に車を停めた。
この道も前にリさんが教えてくれた道で、あの時はパオさんもいたけれど、狭すぎてパオさんはなかなか進むことができなかった。
「実際は色々な選択肢があるけど、観光客はああした大きな駐車場に停めるしかないんだ」
私たちは古鎮に侵入できてラッキーだけど、みんなが古鎮内に自由に駐車してしまったら、それは問題なことになるだろう。
渋滞真っただ中のみなさんには申し訳ないけれど、私たちは古鎮内に堂々と停めさせてもらうことにした。

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古鎮内の通りから細い袋小路に入ったところに、以前宿泊した民宿があった。
しかしそこに行ってみると満室とのこと。
私たちは羊を焼いてリさんにごちそうしたいので、あまりここから離れたくない。
するとそんな様子を見て、対面の建物から親父さんが出てきて自分のところに泊まるように勧めてきた。
民宿の看板はあるけれども、自分の家の中の一部屋二部屋をそのまま貸すような質素で簡易な民宿である。
部屋を覗かせてもらうと、快適というには少し厳しいものだったけれど、「大丈夫」と答えた。
おそらくかなり安い金額だと思うので、要求はできない。
ちなみにトイレとシャワーは一緒になっている。
ユニットバスなのではなく、狭いトイレの上部にシャワーがかかり、お風呂の際には便器にまたがった状態でシャワーを浴びることになる。
前回の成都滞在で宿泊した場所のいくつかは、同様のタイプだった。
トイレもきれいとは言えないので、習慣からいっても日本人には厳しいかもしれない。

しかしここに泊めさせてもらえたのは実はとてもありがたかった。
リさんのお店のすぐ目の前だし、行き止まりになっているので民宿の前で堂々と烤肉の準備をすることができた。
さらに車も民宿前に停めさせてもらえた。
国慶節で激混みの古鎮が嘘みたいな自由さ、まるでプライベートエリアのよう。

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テーブルとイスは民宿から貸してもらい、持ってきた烤肉の台や炭火、串などを並べる。
お皿やコップなどはリさんのお店から借りてきた。

ジャオユーさんがそれらを並べている間に、20分だけという約束で散策に行かせてもらうことになった。
リさんのお店は、古鎮内の食堂が多く建ち並ぶエリアにあり、そこから観光エリアである橋付近まで出てみた。

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ぎゅうぎゅうという程まではいかないけれど、前回が閑散とした雨の平楽古鎮だったので、イメージはまるで違う。
道端の物売りもこんなにはいなかった。

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橋に出てみると、川辺に多くの観光客が遊んでいるのが見えた。
前回は雨の影響で水没していた場所だ。

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川沿いに並ぶテーブルでお茶を楽しむ人たち、船に乗る人たち。

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今の季節、いたるところで目にしたのが巨大な柚子だった。
実はここに来る道すがらにも大きいのを一つ買い、食べながらやってきた。
この柚子、日本名はなんというのか知らないけれど、サッカーボールみたいな大きさが目を引く。
皮はそうとう分厚いので買ったところで切り落としてもらい、車中で私が一つひとつ果肉を剥き取りながらジャオユーさんと分け合った。
この大きさだけあって、果肉の薄い皮も分厚くてなかなか食べるのがたいへんだったが、みずみずしく甘みがありおいしかった。

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また前回は見なかったものがこちら。
四人乗り自転車。
混雑エリアは無理だけど、広い古鎮内をみんなで走るのはとても楽しそうだった。

こうして20分以内の約束を守り、再び民宿の路地まで戻ってきた。

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すでに羊が並べられ、準備は整っている。
ジャオユーさんの冷凍庫の中には、羊一頭分の羊肉が部位に分けられて保存されていたが、その中でも一番串焼きに適しているという後ろ足を持ってきた。

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ここは私の出番はなく、ジャオユーさんが肉を切り分けていく。
脂を削ぎ、捨てるのかと思えば、
「新疆の烤羊肉串で脂は不可欠なんだ、捨てないで使うよ」と言う。

今は肉を一切食べないというジャオユーさんも、新疆生活時代は烤羊肉が得意だったんだという。
羊の処理はさすがの腕前。
ジャオユーさんは成都に生まれ、幼少期も学生時代も、成都と新疆の両方を経験した。
卒業したあとは他の都市も経験したけれど合わず、ずっと新疆で生活し、6年前に成都に戻ってきた。
だから「哪儿人?(どこの人?)」というと、新疆人でもあり成都人でもありどちらのルーツも持っているハーフみたいなものらしかった。
中国では地方によって習慣が違えば人柄の傾向まで違ってくるので、この「どこの人」というのは日本人が思っているよりもずっと重要な要素なのだ。
「じゃあ、肉を食べるのが‟新疆のジャオユーさん“で、肉を食べないのが‟成都のジャオユーさん”だね」
私がそう言うと、うまいこと言ったとでもいうように「そうだそうだ」と彼は頷いた。
「それに、俺は男だついて来い!っていうのが‟新疆のジャオユーさん“で、なんでもやってあげるよ~っていうのが”成都のジャオユーさん“っていうのも、本当だよね?」
そう言うと、またまたうまいこと言ったというふうにジャオユーさんは頷いた。
あながち冗談ではない。なかなかいい得て妙だなと自分でも思った。
新疆と成都の二つの要素を併せ持つ彼の人柄は、そのまま彼の生きざまと人生を表している。
そんな会話をしたことがあったので、
「今日のジャオユーさんはどっちのジャオユーさん?」と訊いてみた。
「もちろん‟新疆のジャオユーさん“だ!今日はマーヨーズに付き合って肉を食べるぞ!」
俺は男だついて来い!とでも言うような豪快さで力瘤を見せてきた。

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串焼きサイズに細かく切り分けられた羊肉を、ボールで粗目のみじん切りにした玉ねぎと混ぜ合わせる。

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また先ほどの脂も同様に。
ここからは二人の協力で、肉を串に刺していく。
三つ刺して、脂を一つ刺して、もう一つ羊肉を。

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揃ったら、ボールに残った玉ねぎのみじん切りを肉に振りかける。
「マーヨーズ、ビールをちょうだい」
数本買ってきていた瓶ビールを開けてジャオユーさんの口元に持っていくと、
「ビールを飲みたいのは羊肉だよ」
ビールを肉に振りかける。

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こうしてあとは焼くだけ。
あとはビールを飲みながら焼いたそばから食べていく。

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新疆烤羊肉串で欠かせないのは調味料。
塩、唐辛子、それから孜然。
これらを焼きながら、順に振りかけていく。

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調味料はバッテンに重ねて両面にまんべんなくつくようにする。

焼きあがったものをその場から食べていくのはそれはおいしかった。
二つ目に刺さった脂も効いている。
思わず、「おいしい!」と叫んだ。

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お供にしたのはビール、それから日本から持ってきた芋焼酎。
ジャオユーさんが持ってきた伊力白酒は夜の会まで出番待ち。
中国人は日本のお酒というとほぼすべての人が「清酒」と言う。
日本酒はたしかに日本を代表する奥深い酒だ。
けれども現代にあっては焼酎こそ酒文化を支えていると私は思うのだけど。
それに日本酒が有名な場所があれば焼酎が有名な場所もある。
日本酒に合う料理があれば焼酎が合う料理もある。
醸造酒と蒸留酒という製法の違いもある。
私の中で、日本酒と焼酎は好敵手であり兄弟でもある、そんなイメージ。
そういうわけであえて焼酎を持ってきた。
皆さんに少しずつ飲んでもらうと、白酒をがんがん飲み干すような人たちも
反応はいまいち。
少なくとも「おいしい」という感想は漏れてこない。
度数は25度と低いが、どうやら度数の問題ではなさそう。
爽やかでつんと鼻に抜けるような鋭さが特徴の白酒が好きな彼らにとって、焼酎はとろんとした甘みがあり、慣れないのかもしれない。
「度数は低いけど、くらっとするな」
白酒をがぶがぶ乾杯しても平気なリさんが、25度の焼酎を数口飲んだだけなのに、意外なことを口にした。
確かに、度数はそんなに高くなくても、焼酎は酔いが回りやすいかもしれない。

リさんのお店からジャガイモを拝借し、ついでにジャガイモも焼く。
私のリクエストで、唐辛子と孜然は使わずに塩のみで焼いてもらった。

時刻はすでにもうすぐ夕ご飯という時間になっていた。
羊肉ですでに満腹になってしまった私たちは、二人で古鎮を散歩に出ることにした。

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じょじょに明かりが灯りだすこの時間帯が好き。
そして古鎮のいちばんの魅力もまたこの時間帯だと私は思っている。
人出も落ち着き、散歩も煩わしさはない。

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こちらは川に流すための花型のろうそく。
蓮の花を象った紙の中央にろうそくが乗っている。
私は好きだけど、実際には川を汚してしまうものだ。

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古鎮のはずれまで来ると、雰囲気のいい民宿が並んでいた。
私たちが泊まるようなところではなく、観光客向けに営業された民宿だ。
その中には、日本式のものもあった。

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中を覗かせてもらうと、入り口にはアニメ画。
浴衣がはだけていてちょっとセクシーな感じ。
やっぱり日本と言えばこういうイメージなんだな、と少し複雑な思い。

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奥の一部屋を覗いてみると、行灯に日本画といかにもジャパニーズといった雰囲気に、けれども布団はどぎついピンク。ちょっといやらしいなぁと思うのは私だけだろうか。
「たぶん、日本人じゃなくて中国人がやってる日本式だと思うよ」
そう言う私の声に宿の主人がこちらを見た気がしたので、そそくさと退散。

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そのお隣にもかなりいい雰囲気の宿があったけれど、写真お断りの文字があったので遠目から。
「こういうところって高いんでしょ?」
そう訊いてみると、
「そうでもないよ、200元前後だと思うけど」
そんなに高くないなら、こういうところにも泊まってみたかったなと思うけど、いっさいのお金を出さない私には言い出しにくい。

こうしておなかは依然すかないままだけど、リさんのところに戻り夜の部となった。
メンバーは私たちとリさん夫婦と、前回も一緒した酒飲み夫婦、それからもう一人若い男性。

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真ん中は羊の串焼きをする際に余った骨を使ってリさんが作ってくれたスープ。
白濁したスープはとろりとしていておいしい。

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お供はジャオユーさんが持ってきた新疆の名酒、伊力白酒。度数は50度。
私たちは白酒とビールを飲みながら盛り上がった。
食事がだいたい落ち着いたころ、誰ともなしにトランプが始まった。
日本の遊び方と中国の遊び方は一緒なのかどうか気になるけれど、ババ抜きと神経衰弱くらいしか知らない私にはそもそも比較能力がそなわっていない。
ルールをみんなが教えてくれるも、7割くらいの理解度でゲームが始まった。
リさんの奥さんがカードを切っていく役目で、出た数字を読み上げる。
円卓を反時計回りに進んでいき、メンバーそれぞれのカードを奥さんが順に読んでいく。
ある数字が出ると、お酒を半分飲む。
ある数字が出ると、その右隣の人がお酒を飲む。
ある数字が出ると、その人は“小姐”と呼ばれ「誰とも話をしない」ことになり、またお酒を飲むことになった人に付き合って飲まなければならない。
ある数字が出ると、お酒を飲む人指定できる。
ある数字が出ると、みんな順番に数字を言っていき、7の倍数の時には数字を言ってはならず「過」と言ってやり過ごさなければならない。
だいたいこんな感じだったけれど、私は何度も「過」を間違え、最初は大目に見てくれたがもともと酒好きなので、何度もコップを飲み干すことになった。
中国の人たちとこんなふうに楽しむようになるなんて、私の人生もわからないものだな。
酔いが回った頭の中で感慨深くなったのは、お酒による感傷だろうか。

やがて場はお開きとなり、残ったメンバーで今度は賭けが始まった。
メンバーは私たち二人とリさん夫婦と初対面の男性。
私はやり方がわからないのでジャオユーさんのを覗きながら観戦する。
賭けは少額で一元とか十元が積みあがっていくだけ。
少額だけどみんなかなり本気で、次第にカードをテーブルに叩きつけては声を上げた。
もう0時をとっくに回っている。

民宿に戻り、倒れ込むようにしてベッドへ落ち、そのまま意識を失った。
何時のことだっただろう。
激しい頭痛と不快感に目が覚めた。
まだ真っ暗で、テーブルの水を取りに行くのに苦労した。
これはまずい。
長年の酒飲みの経験でいえば、明日は二日酔いに襲われることは間違いなかった。
トイレに立ったその瞬間、その場で吐いてしまいそうになった。
口の中に白酒の刺激が広がった。
これは吐いてしまった方がいい。
ここで我慢すると明日一日苦しむことになるのだ。
私は思い切って実行した。
なんでこんなに頭が痛いんだ?
白酒もビールも何杯も飲んだけれど、いつもの私であれば二日酔いにもならないはずだった。
とうとうどうしようもなく、ジャオユーさんを起こした。
「死にそうなくらい、気持ちが悪い」
そう言うと、
「おかしいな、マーヨーズにしてみたら大した量じゃないはずなのに」
ジャオユーさんもそう言った。
助けを求められても彼にできることはなかった。
ただ、おかしいな、おかしいな、とぶつぶつ呟きを繰り返している。
「死にそう」
私は私で、不快感に耐えられず繰り返す。
言葉にしたって楽にはならないんだけど、言葉と共に不快感を吐き出してしまいたかった。
寝返りを繰り返し頭痛が少しでもやわらぐ体勢を探すが、そんなものなどないことを思い知った長い夜だった。

〈記 10月11日 成都市区にて〉

⇒ 30日間成都滞在〈11日目〉 へ続く

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おかえりなさい

 まゆさんお帰りなさい。
 私も今月初めに上海・杭州・深圳・香港と旅してきました。上海から深圳へは夜行列車です。今回も列車内で中国の人々との楽しい交流がありました。沿線は小高い山もありましたが何の変哲もない風景が続き、ほとんど聞いたことのない街をつぎつぎと通過していきますが、それでも振り返ってみると深く印象に残っているのは不思議ですね。
 通路の座席でいっぱいやりながら前回の旅行記でまゆさんが記していた宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」に思いを馳せてみようとしましたが、友人と一緒なので会話が弾んでしまい、「銀河鉄道の夜」の幻想的で深遠な雰囲気は味わえませんでした。でも、昨年に続いて二度目の夜行列車の旅は友人たちも気に入り、早くも来年の計画が浮上してます。 
 長い旅行記、まだ10日目までしか読んでいませんが、平楽古鎮は雰囲気がいいですね。
 私も今回の旅行では上海市内にある古鎮、七宝老街に行ってきました。前日に行った杭州の河坊街が、映画セットのようであまり感動しなかったので期待しなかったのですが、七宝老街は古くからあった街を整備したらしく、そのくたびれ感がとても良かったです。川で釣りをする人々、川沿いのベンチで二胡を奏でる老人など、生活感も感じられて、すっかり気に入りました。機会があれば再訪したいと思いました。

Re: おかえりなさい

hirachanさん、無時に帰ってきました。
今回の滞在はいろいろあり苦いです。文章もめちゃくちゃですけど、よろしかったら引き続きご覧いただけると嬉しいです。

上海-香港線の列車旅は前におっしゃっていた計画ですね。
文面からも楽しかった様子が伝わってきて、なによりです。私はいつも一人旅なので自分の世界に浸ってしまいますが、友達との賑やかな旅もいいものですよね。
列車旅で楽しいのは、そのなんの変哲もない車窓風景と、あと目覚めた時のあの世界の変わりようです。
高鉄の風景は、仮に同じような場所を走っていたとしても、早すぎて記憶にも残りません。
走る場所も無理やり切り開いたような路線で、やっぱり列車旅の方が景色は楽しいです。それは景色そのものだけでなく、やっぱりそういう旅が好きだからそんなふうに感じるのかなとも思います。

七宝老街、私も行ってみたくなりました。
実は急遽、来月また二週間ですが列車旅に出かけてきます。今回は南方を回るので上海が出発点になるのですが、古鎮へ出掛ける時間はないかな…残念です。
くたびれ感という表現はおもしろいですね、私もまさにそのくたびれ感が好きです。
新しく直して建てました、という古鎮よりも、古い建築がそのまま生かされている方が雰囲気を感じます。
7、8月と今回の滞在で回った四川の古鎮はどれもそうした雰囲気があり、建物の前には竹の椅子、そこにおばあちゃんが座って編み物をしていたり、お茶を飲んでいたり…やっぱり好きだなぁと思います。
プロフィール

まゆ

Author:まゆ
中国が大好き。お酒も大好き。
中国へ行く度に、スケールの大きさに圧倒されます。各地を旅行し街歩きし、体感したことを綴っていきます。

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