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2018-11-07

30日間成都滞在〈21日目〉

2018年10月15日、いつの間にか朝になっていた。
夢の中で「哈密瓜食べたい」と何度も繰り返し、はっと目覚めてみてみると、激しく喉が渇いていた。

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朝8時の街。
珍しく陽光が照らし、今日はどうやら穏やかな一日になりそうだ。
起き上がってミネラルウォーターを一杯、一気飲みした。
ふとリビングのゴミ箱を見下ろしてみると、山のような哈密瓜の皮。
「これ、昨日食べたの?」
どうやらあれだけ飲んで泥酔し、そのあと帰宅してから哈密瓜まで食べたもよう。
「後半の記憶が全然ないんだけど、私大丈夫だった?」
そう訊くと、まったく普通だったと言う。
「酔っ払ってない時とそう変わらないように見えたよ」
おそろしいことだが、泥酔し記憶がまったくない時、「相当酔っ払ってたでしょ」と言われることもあるけれど、「酔っ払っているようには見えなかった」と言われることも少なくない。
どういうことかはわからないが、自分自身が覚えていないのだから仕方ない。
それでも身体のけだるさは、昨晩たしかに飲み過ぎたことを伝えている。

昨晩は日曜の夜だというのに、ジャオユーさんは大飲みに付き合ってくれた、というより率先して飲んでいた。
起きたくないと繰り返し8時過ぎに出勤し、お昼にまた帰宅。
私は呑気に部屋でのんびりし、申し訳ない。

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飲み過ぎた次の日はこのお店、と決めているわけではないけれど、前回泥酔した翌日と同じお店へ。
珍しく天気がいいので外で食べたいね、ということでやってきた。

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料理はジャオユーさんが店員さんと相談しながら、やっぱり前回と同じように、胃に優しい野草炒めと豆腐とトマトのスープ、それから麻婆豆腐。

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さらに後から出てきたのは、烤魚。
こんなに食べきれないと思うものの、なんだかんだ言って消えていく。

ところが食事をしていると、警官のような男性がやってきて、お店の人と揉め始めた。
どういうことかと見ていると、外に並べられたテーブルが次々と店内に運ばれていく。
お店のおばちゃんは苛立たしそうに立てかけられた看板を地面に叩きつけ、また拾い店内に運んだ。
やって来たのは警官ではなく、こうした専門の管理員のようだった。

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立ち並んだお店はみな屋外にテーブルを並べていたが、それらもみな撤去されていき、にぎやかだった歩道はあっという間に閑散となった。
私たちは食事を終えていたので邪魔されることはなかったけれど、あっという間の出来事だった。
「営業に影響がでるね、かわいそう」
私がそう言うと、
「大丈夫、明日にはまた同じように営業するだろうから」
管理員が来た時だけ撤去すればというのはいい加減な管理ではあるけれど、でも私はこうした屋外で食事をする中国の風景が好きなので、こうした管理がこれからもいい加減であればいいな、と願った。

天気がいいというだけで、ものすごく価値のある一日に感じる。
こんな感覚はいままでなかった。
マンションに籠っているのはもったいない。
ということで近くの茶館へ。

ここには小さくて古い茶館がたくさん横並びになっていて、近所の人がお茶を飲んだりおしゃべりしたり、また麻雀をやったりして思い思いにくつろいでいる。

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私たちはそのうちの一軒を選び、道路わきに並んだ屋外の席に座った。
しばらくここで日の光を浴びながら、ジャオユーさんは職場へ、私はこのままここにしばらく残ることに。
天気がいいというだけでうれしい一日。
けれどもしばらくもしないうちに日は陰り、そうなるとあっという間に肌寒くなる。

夕方、ジャオユーさんが帰宅した。
昨日はたくさん飲んだので、今日はお酒は飲まない。
家でご飯を作って休もう、という話になった。

私が「お粥が食べたい、成都はお粥はないの?」と話したことがあったので、お粥を作ってくれた。
それから私が前にイトーヨーカドーで意味もなく購入し傷み始めた野菜を無駄にしないために。

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こうしてできたのが、お粥と、左が卵炒め、真ん中が安心する味のチンゲン菜、そして右がキャベツと卵とナス炒め。
二日酔いではないけれど、飲み過ぎて疲れた翌日には身に染みるメニューである。
お酒はなし。
私は心の中でちょっと飲みたいなと思ったけれど、明日も出勤するジャオユーさんに遠慮する。

食事を終えて、私たちは夜の散歩に。
大飲み、野草炒めの昼食、家ご飯にお酒なし、で夜の散歩。
前回と同じである。

散歩コースは前回とは異なり、私たちは川沿いに歩きやがて繁華街に出た。
夜も賑やかなのは日本にはない雰囲気だなと思う。
東京とかの賑やかさとは違う、中国のにおい。

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向こうには電視塔、繁華街に並ぶお店を覗いていく。
ペットショップがあった。
日本では見ないようなかわいい動物もいる。
高級魚も売られている。
インコを覗いては、「飼いたいけど旅行に行けないね」という話をした。
「だから金魚はいいんだ、餌なくてもしばらく生きれるから」
ジャオユーさんの部屋の甕には、金魚が飼われている。

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こうして歩いていくと、見覚えのある光景。
立ち並ぶ小吃などの飲食店に、ありえないほどの行列ができている。
前にもここを通りがかったことがあった。

何十人もの行列ができているのは、フライドポテトみたいなお店。
ここまで並んでまで食べたいポテトってどんなにおいしいんだろう。
興味はあるけれど、並ぶ気力はない。
並んでいるのはみんな若者だった。

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こうしてマンション付近まで歩いて戻ってくると、橋のたもとに果物売りのリヤカーが見えた。
「これ、これだ、好きな柚子」
今の時期、市内郊外どこにでも、大きな柚子が売られていた。
先日も平楽古鎮に向かう道中に食べたばかり。
けれどもジャオユーさんは話していた。
「本当に好きなのはこの種類じゃないんだけど、好きなのはなかなか出回っていないんだ」
その好きな種類の柚子が珍しく売られていたみたい。
さっそく購入したのは二つ、二つで十元。
名前は梁平柚と書かれている。

部屋に戻りリビングで二人映画を見て、疲れたジャオユーさんは先に寝て、私は映画を最後まで見てから明かりを消した。

〈記 10月28日 自宅にて〉


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まゆ

Author:まゆ
中国が大好き。お酒も大好き。
中国へ行く度に、スケールの大きさに圧倒されます。各地を旅行し街歩きし、体感したことを綴っていきます。

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